自転車といっても、気軽に乗れるお散歩用・お買物用のものから、本格的な競技用まで、目的や用途によって車種はさまざま。大きさもいろいろあって、購入する際にどれにしようか悩むことも多いでしょう。ここではそんなあなたにワンポイント・アドバイス。
自転車?
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自転車各部の名称
用途に合わせた自転車を選びましょう
●シティサイクル
街なかを気ままに走りたい人に、軽快でファッション性に富んだ自転車。中でもファッションサイクルと呼ばれる車種は、オプションパーツの組み合わせでオリジナル車にできる楽しみもあります。
●フォールディングバイク(折り畳みサイクル)
折り畳み機能がついた手軽な自転車で、車に積んで利用したり、ちょっとしたお出かけに良いですよ。(長距離には不向きです)切り替え付きやサスペンション付きなど有ります。(折り畳み部分の強度等しっかりした物を選びましょう
●子供自転車(12インチ~20インチ)
お子様が最初に乗る自転車です。安全性には気を遣いたいですね。色もカラフルに有り、人気のキャラクター車・サスペンション付きモデル等、大人車顔負けの性能車もあります。
●電動アシスト自転車
ペタルを踏み込んだときに電気モーターの力で自転車が軽く走れます。最近は車重が軽く、走行距離も長くなり、とっても良くなりました。(自転車です。免許は不要)
●ロードレーサー
本来はレース用に必要最小限の装備をした軽量の車種でしたが、現在は一般サイクリング用として愛好者が増加。スピードが出る上に利用範囲も広がっています。
●マウンテンバイク(MTB)
タイヤが太く、山の中などを走り回るのに最適。アメリカ生まれのオフロード用自転車で、荒れた道をどんどん進みます。最近は前後Wサスペンション付きモデルが人気です。
自身のサイズに合った自転車を選びましょう。
どんなに素晴らしい自転車でも、自分の体に合っていなければ思い通りには走れません。それはミニサイクルでもスポーツ車でも同じ。快適で安全に走るには、体の大きさに合った自転車を選び、よく調整することが大事です。
メーカーによってもサイズの基準は違いますが、一般的には次のサイズを目安にしてください。
●車輪サイズとフレームサイズ
身長によってだいたいは決まりますが、個人差が有ります。参考数字はあくまで、おおよその目安なので、必ず実際にまたがってみてから決めましょう。
一般的なサイズの早見表
一般車
車輪サイズ 適応身長
14型 90~105cm
16型 101~116cm
18型 107~122cm
20型 110~135cm
22型 115~140cm
23.5型 125cm以上
24型 130cm以上
26型 140cm以上
27型 150cm以上
28型 156cm以上
MTB & CROSS
フレーム サイズ 適応身長
340mm 135~155cm
360mm 140~160cm
380mm 145~165cm
400mm 150~170cm
420mm 155~175cm
440mm 160~180cm
460mm 165~185cm
480mm 170~190cm
500mm 175~185cm
ロードレーサー
フレーム サイズ 適応身長
470mm 150~168cm
490mm 154~172cm
510mm 158~176cm
530mm 162~180cm
550mm 166~184cm
570mm 170~188cm
590mm 174~192cm
自動点灯ライトが楽で安全です。
切り替えが有れば楽に乗れます。
フレーム(車体)の材質について
自転車の骨格・フレームの材質特徴です。
ステンレスフレーム
さびに強いフレームです。ステンレスは重いと言われてましたが、最近は強度を上げ軽くする加工技術が出てきました。
アルミフレーム
軽くて意外と丈夫(アルミの厚みで強度をカバー)、地面からの衝撃もフレーム体で若干吸収するので乗り心地は良いです。
メタル(鉄)フレーム
一般的な自転車はほとんどがこの鉄フレームです。製造過程の善し悪しで価格が大きく違ってきます。安価な自転車は鉄の素材から違いますので、あまりおすすめできません。塗装が重要なポイントの1つです。価格が一番反映する所です。
同じ鉄製でもブリヂストンは別格です。
ブリヂストンのダイキャストフレームは「上尾工場から熟練の職人の手で作る純国産フレームです。車輪(リム)
車輪の金属部分をリムと呼びますが、材質により長所短所が有ります。
ステンレスリム
サビに強く丈夫です。横からの衝撃にも強いです。ちょっと重量が重くなります。
ステンレスの種類によってさらにさびにくいものもあります。
アルミリム
サビに強く軽いです。しなやかに走れます。
またリムとしての強度は他の種類に比べ弱いと言えるでしょう。(特に横からの衝撃に)
傷が入りやすく、前輪のブレーキゴムとの摩耗で汚れる場合があります。
鉄リム
鉄です。ほっておくとサビます。丈夫ですが重量もあります。
メッキの仕上げ次第で後からの差が出てきます。
他の特徴
※ハンドルの形状は
ハンドルは数種類ありますが、形状が違っても安全性は変わらないので、
乗りやすいもの、用途に合うものが良いです。
新車購入時にハンドルを変更できます(差額はほとんどの場合かかりません)
※バスケット(かご)
実用派なら丈夫な樹脂タイプ。
堅実派なら大きめのメッシュタイプ。
お洒落派はワイヤータイプ。
新車購入時にはお好きなタイプを選べます。(差額はほとんどの場合かかりません)
※ロック(鍵)
丈夫で施錠しやすいタイプを選びましょう。
最近は時間がなくてカギを掛けないための盗難被害が目立ちます。
おすすめは前後同時にロックできるタイプ。
※スタンド
軽快車のほとんどは片足スタンドが多いですが、
後に荷物乗せ・子供を乗せる際は両立式の安全性が良いものをおすすめ。
てこの原理を利用した軽く立てられる両足スタンドも好評です。